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前回の日記で、悪いとと知りつつ万引きをしてしまった健吾君
ご両親の体を張った気持ちも身にしみて、
もう人の言いなりになって万引きするのは 絶対いやだと思いました。
でも、はたして、このままで終わるでしょうか?
あれから、3か月はs君の担任の先生の監視もあり 何事も起きませんでした。
教室にはお便り箱といって、誰にも言えず
困っている事があったら、作文を書いて入れると、
先生だけが読めるようになっているポストがおいてあります。
ある日先生が、お便り箱をのぞいてみると、
健吾君の作文が入っていました。
先生、助けてください。上級生のs君がおととい、
「むさし屋に行ってカードケースを
万引きして来い。」といいました。
ぼくはそんなことできないから
だまって帰ってしましました。
だけど、昨日キャッチボールをして遊んでいると
s君がこわい顔をして
「いうことをきなねぇとぶっとばしてやる。」というのです。
ぼくはまた万引きをさせられそうで、
「先生にチクるんじゃねぇぞ」と言われたんですが、こまって います。
先生は休み時間に誰もいない資料室に健吾くんを呼び出しました。
健吾君は友達関係の事や、特にs君のことに関する
先生のいろいろなの質問に答えながら、
しばしば「いやだ、万引きなんてしたくない。」と繰り返します。
「それで先生どうしたらいい?」
「そうだな、こわい顔で万引きしてこないとぶっ飛ばしてやるなんて言われても、
だまって帰るような弱い子じゃだめだぞ。
勇気を出して、いやなことは「いやだ」とはっきり言うんだ。」
「・・・・・・」
「どうだ、できるか?」
「わかった。今度、s君が万引きのことを言ったら、
「ぼく、いやだ絶対いやだ。」ってはっきり言う。ぼく、そうする。」
健吾君は先生の言葉に何かを決意したようでした。
先生自身もこんな指導の仕方で事が解決するとは思われなかったのです。
s君を近づけない様にするという手もあるのですが、そんなことで
根本的な解決ができるとは思えませんでしたが、
もうしばらく様子を見ることにしました。
さて、健吾くんはこのピンチをうまく乗り切れるでしょうか?
続きは次回また、報告いたします。
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