レッテルを貼らないで
 このお話は9月24日、9月25日のは・な日記の続きです。
健二くんは6年生になりました。そんなある日 健二くんが暗い顔をして学校に来ました。 「いったいどうしたんだ?」 健二くんはただだまって手紙を差し出しました。 手紙は健二君のお母さんからでした。
健二君がお母さんにお使いを頼まれて、 マーケットで買い物をしていると、 二人の見知らぬ「おばさん」が 『ほら、あの子、あの子、万引きの子よ。」といって いつまでも、ジッと健二くんをにらんでいたとのこと。 健二くんは買い物もできず、走り帰えるなり、大声で 泣きじゃくっていたのだそうです。 お母さんは「わたしは本当に親失格でした。」と 長々と手紙は続いているのでした。
先生は父母会でうったえました。 「りっぱになった健二くんを、知らない人たちがかつてのうわさのまま 今もそんな目で健二くんをみているのでしょう。
どうか、以前の健二くんの話が出たようなときは、 それはもう過ぎた遠い日のこと、 今ではこんなに立派になっているということを、 是非話してやってください。 健二くんが肩をしぼめて歩かなくてもすむように、 お力添えをいただきたいのです。 私からの心からのお願いです。」
集まった親たちのなかには、大きくうなずいている人や、 ハンカチで目がしらを押さえる人もいました。
極秘のつもりの問題児リストがいつのまにか かえって逆のかたちで広がっていくことがある。 とこのお話の先生、大町正さんは言っています。
子供はほとんどの場合大人の影響で、どうしようもなく なってしまうことがあるのではないでしょうか? 一人でも愛をもって理解してくれる人がいれば、 立ち直れると、教えていただきました。
今日のおもてなし:ルリマツリ、マリーゴールド、ノブドウ 紙の陶器、ばらのアクセサリー・ロザフィ
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友達がいない
 9月24日のブログ大人の影響(1)の続編1です。
万引きをする必要がなくなり、 乱暴な言動もすこしずつ直ってきた健二くんですが、 それまでの行いのため、全てが上手くいくかというと そんなに簡単ではありませんでした。 暫くして、先生は、健二君の作文を読みましたが、 それを見逃すことが出来ませんでした。
ぼくは、このごろ、一人ぼっちなんだなーと思って、とてもさびしく おもうことがある。 授業中とかそうじとか、給食とかいうように先生や みんながいるところではぼくはのけ者にされたりしないのだけど、 休み時間や放課後、みんなが遊んでいるいるので、 「僕もいれて」って頼むと、『入っていいよ」って言ってくれるのだけど、 しばらくすると、「ぼく、図書館に行かなくちゃ。」とか 「トイレ」とか言って一人ずついなくなり、結局はぼくひとりに なってしまう。 ぼくは今は何も悪いことはしていないのだけど、 ほんとうの友達が一人もいないのが、とてもさびしい。 もう5年生も半分以上すぎた。一人ぼっちでもかまわないから 勉強でも、いろんな活動でもまじめにがんばる、ちゃんとした子 になんなきゃだめだと思っている。
というものでした。そんなある日 奈美子ちゃんが先生のところに息を切らしてやってきました。 「先生!わたし健二くんを見直しちゃった。」 「健二くんが整頓係りだといってしまえばそれまでだけどさ、 健二君、いまみんなの靴箱をそうじしてしいるんだよ。 全部出して、はいたり、ふいたりしてるの。先生も見て。」 「そうか。いいところを、みてきたな。」
先生が行ってみると、健二君は毎週金曜日に掃除をしているのだと 教えてくれました。みんなのくつを取り違えないよ図をつくって、 戻しているのだそうです。先生は、 「そこは寒いから、風邪をひかないように、しごとは手際よく やることだな。」といって去りました。
健二くんが一生懸命続けているので、くつ箱がきれいになって、 ごみっぽいものから、気持ちよいものになっていくと、 時々健二君のことが話題になっているようでした。 ある日の学級会で 「ぼくみんなの靴箱の場所暗記しているよ。」と言って 一気に暗誦してみせました。さらに、子供たちの、 「ぼくのくつの場所は?」「わたしのは?」と言う質問ぜめ に対しても、『中田君のは三段目の左から二番目」 「小川さんのは6段目お右から四番目」と即座に言い当てると、 教室は爆発したような拍手と歓声に沸きに沸きました。
そして、5年生最後の3月、先生は 「健二、ぼく先に帰って、ぼくんちの前で待ってるからな。康夫も一緒だから。」 「うん、わかった。ぼくここが終ったら、急いで帰るから。」 という会話を耳にしました。
自分に出来ることを一生懸命やることで、いろんなことが解決できる のですね。勉強になりました。
きょうのおもてなし:トルコキキョウ、セージ、ホクシャ 紙の陶器ばらのアクセサリー・ロザフィ
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一貫性の大切さ
 福田新総裁が決定しましたね。自民党の政治が 一昔前に戻ったような、不安を感じないでもないですが、 福田総裁は、なんだか信念が確りしている様にも見えて、 はぐらかしがとても上手にも見えて、 今後どうなるでしょうか?期待して見守りたいです。
なさることに一貫性がないと、周りは右往左往してしまいます。 きちんと何をやるかアピールして欲しいですね。 一貫性ではとても、頭に残った話を思い出しました。
先生は転任した学校で新しい学級を受け持つことになりました。 その学校では2年ほど前から、極秘で問題者リストを作っていて、 その中に先生が担任しようとしている健二くんが入っていました。 何回か万引きをして、他の子にも乱暴で、「てめぇなんだ。バカヤロー」 とかすぐにキレルという情報が載っていました。
ある日、職員会議中に電話があり、町のお店の人が、 健二くんがお店で悪さをしたので、来てほしいとのことでした。 行って見ると、健二君は青ざめ、うつろな目で座っていました。 先生は健二くんのことをまだわかっていなかったので、 その場では、説教も、両親に連絡することもしませんでした。 その代わり、今日のことを詳しく作文に書いて明日持ってくるように 言いました。 翌日健二君は広告の裏にびっしりと小さな字で作文を書いてきました。 それによると、どうも健二君の万引きは ご両親の小使いの与え方にあったようです。 母親は、気が向いたときは500円、1,000円と与えるのですが、 そうでないときは、我慢させて、与え方に一貫性がなく、一週間も、二週間も 我慢させられると、もらったときすぐ使ってしまう癖の付いてしまった健二君 は、ついやってしまったのです。
そこで、先生が責任を持ってお小使い帖をつけさせるので 月1,500円に決めて欲しいとお願いしました。 「うちにはうちのやり方があっていいんではないでしょうか。」 といっていた母親も、話し合っていくうちに納得してくれました。
最初は足りなくて、50円、200円と先生から借りる月も ありましたが、きれいにお小使い帖が記入されて行き、 だんだん20円、250円と貯金もできるようになりました。
「先生、ぼくこういう風に出来るなんてうれしいよ。」 やっと思いがかなった喜びが丁寧に記された手帳から 感じ取られました。 先生はもう、おせっかいはいらないと思うのでした。
万引きする(下級生を引き込むことも含めて)必要のなくなった健二くんは 情緒的にも安定していって乱暴だった言動もしだいに直っていったのです。
健二君が万引きしてしまうのにはこんな原因があったとは。 大人の子供に与える影響は良くも、悪くも大きいですね。
きょうのおもてなし:ノブドウ、ルリマツリ、カヤツリグサ 紙の陶器、ばらのアクセサリー・ロザフィ
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どんな時もいつも通り
 スポーツでよく平常心というけれど、どんな状況でも、 誰と会っていても、ひとりでいてもいつも通り好きな自分で あったらいいですね。 先日会った友人から会った日の帰り道、こんなメールをもらいました。
今日は忙しいのにわざわざ予定をあけてくれてありがとう。 とても楽しい時間が過ごせて感動です。次回を楽しみにしています。
別れた後こんな素敵なメールで清清しい気持ちにしてくれて、 こちらこそありがとうです。
別れ際のあいさつは大事ですね。ずーっと残るから。 でもよく考えてみると、会っている途中の過程があまり芳しくなかったら、 こんなメールを打つことは出来ませんよね。 そこで、逆からいくのも一理あるかも。 仕事でも、余暇でも人と会うとき帰りにこのメールをするぞ。 と決めてから会うと後味の悪い自分は出ようがないのでは? こういうことが習慣になればいつも同じ好きな自分で 心の平和が保たれる。 などどとりとめのないことが頭の中を駆け巡りました。
今日のおもてなし:くちなし(一輪咲いて良い香りを放ってくれています。) ルドベキア、セージ
紙の陶器、ばらのアクセサリー・ロザフィ |
潜在意識に刻印
 昨日柔らちゃん金メダルのニュースを聞いてすぐブログを 書いたのですが、その後のインタビューや新聞記事を読んで ますます感動です。l
「北京の次まででるつもりよ。」と語っていたそうですが、 きっと、やってくれることでしょう。
柔らちゃん、ちゃん付けですが、スーパーレディです。 ゴールがハッキリ潜在意識に刻印されていて、 ゴール到達までの強い信念があるのですね。
だから、どこででもトレーニングできるし お子さんを可愛がるのとトレーニングを合体させたりと 工夫して家庭をトレーニングできないという理由にしない。 きっと、負けるつもりはないからそんな理由はいらないのですね。
本気の人はやはり精神面でも、アイデアの面でも すごいエネルギーが出てくる。 そして、 こんな過酷なトレーニングでもゴールの為、自分のためと 思えば、楽しくさえあるのではないでしょうか?
しかも、このゴール到達までの困難さlを考えれば どれくらいトレーニングしなければならないかもわかって 着々と積んでいくのでしょうね。 その精神力と柔道を愛する気持ちにただ、ただ感動です。 ますますがんばれ。柔らちゃん。
そして、小さい身体で大男を全て一本勝ちで倒した、棟田選手、 噛み付いてでも、倒れないぞと金に輝いた塚田選手 おめでとうございます。
紙の陶器、ばらのアクセサリー・ロザフィ
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一つのことに対する集中力  やわらちゃんこと谷亮子選手が 柔道世界選手権で見事金メダルをとりました。 公約どうり「ママでも金」に輝きました。 棟田選手、塚田選手も金メダルでした。 産休の影響もなく、北京にむけて自信が付いたことでしょう。
やわらちゃんの一つのことに向かう集中力は 何処から来るのでしょうか? 柔道はほんのちょっとした隙で、思いっきり 投げられてしまうスポーツ、試合時間5分の間 一瞬の隙もない精神力には脱帽です。 家庭のことや、直前に起こったかもしれない 気になる出来事などちょっとでもひきずったら とても無理ですね。
それにしても柔道はかっこいいです。 攻撃性があるというよりは、攻撃してくる 相手を倒して、押さえ込み、攻撃できないようにしてしまう。 ほんと日本の、心優しい武道と 勝手に思っていつも見逃せません。 今は日本より、特にヨーロッパといった外国のほうが とても人気があるようです。北京オリンピックも 一生懸命応援します。頑張ってください。
今日のおもてなし:マリーゴールド、セージ、フェンネルフラワー 紙の陶器、ばらのアクセサリー・ロザフィ
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外見の品、人格の品
 ある討論会で「品とはなんぞや。」という問いかけがありました。 辞書で「品」を引いてみると、「人や物にそなわる(好ましい)様子。 風格。くらい。人柄」とありました。
品の良い人を探してみると、辞任された安倍元首相は品の良い方でした。 育ちのよさから来る品ですね。こちらの品に強さが備わるには失敗を 乗り越えてさらに使命感を持って立ち向かうことが必要なのですね。 今の時点での挫折は、立場が大きかっただけに波風も強く、 大きな試練となると思いますが、まだまだお若い安倍元首相ですから、 きっとまた復活してくださることと期待します。
育ちのよさから来る品は誰でも持てるというものでもなさそうなので、 ないものねだりはやめて、人格に関する「品」について 考えてみようと思います。
そんなにたいそうなことではなく、人として、 「嘘をつかないこと」ではないでしょうか? 嘘(言い訳のために言うものも含め)というのは、覚えていないものです。 極端になると、今日言ったことと、明日言うことが違ったりします。 そういう態度から信頼が失われてしまいます。 こういった細かいことが備わって、大きな仕事をするときの 基礎となるのではないでしょうか? 「嘘をついていない自信が行動に現れる。」 それも「品」の一つなのではないでしょうか?
今日のおもてなし:ルドベキア、タピアン、トルコキキョウ 紙の陶器ばらのアクセサリー・ロザフィ
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