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3月7日続・むすんで、ひらいて プリント メール

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こんにちは。大島ミマです。

3月に入って、一週間が過ぎましたが、

外はまだまだコートが手放せませんね。

今年は花粉もいっぱいみたいで、朝お薬が欠かせません。

皆様はいかがでしょうか?


前回3月4日の日記の続きを書きますね。


    人間にうまれてよかった


先生がお話した翌日、茂明君は、自分から先生に話しかけてきました。


「先生。ぼく入院したら、勉強するよ。ぼくの勉強はね、病気を治すことが第一、

それからね、お母さんは一週間に三回、お勤めの帰りなんかに面会にくるだけなの。

それで、自分の身の回りのことは、自分できちんとする。それがぼくの第二の勉強。

それからね、学校の勉強もみんなに遅れないように、先生から届いたものはきちんとやる。

それがぼくの第三の勉強・・・」


昨夜、先生のお話をもとに親子で心温まる話合いが行われたようでした。


そして、学級会の「茂明君をはげます会」でも茂明君は

「ぼく、あしたから病院いくからね。病院でがんばって勉強するからね。

みんなも、がんばってください。」とあいさつしました。


入院した茂明君は夕方になるとぐずぐず泣いていることがあるようでした。

でも、ある日先生がみんなの手紙をもって、病室に行くと、

「先生。ぼく、看護師さんと時々”むすんで、ひらいて”をやるんだよ。

先生が来たら絶対やろうと思って待っていたんだ。」ととても明るく笑うのでした。


しばらくお話をしていると、茂明君は、


「おとといさ、ここで外をみていたの。そしたらサクラの木が、ピューピュー

つめたい風に吹かれて、葉っぱがパラパラ飛び散ってんの。見ていると、

サクラの木がとっても寒そうなんだよね。

だけどさ、サクラの木はどんなに寒くても、そこから動けないもんね。

ぼく人間に生まれてきてよかったなあて思った。

だって、ぼく、この足でどこへでも行けるし、それに手だってあるし、

お話することもできる。おいしいケーキだって、ハンバーグだって、

ビフテキだって食べられる。それから、大きくなったら、仕事だっていっぱいできるし、

まだ、まだいろんなことができるんだ。

ね。先生。ぼく、人間に生まれてきて本当によかった。」


「茂明君、すごいよ。これは先生がひとりじめしてはもったいないから、

学校に帰ったら、みんなに話してあげなければ・・・」


茂明君は鼻の下を指でこすりながら、いかにもうれしそうでした。



大変なことがあっても、かわいそうだと甘やかすことは、

その子の本当の幸せにはならないですね。

先生とご両親の正しい導きで、茂明君なりの真理を掴んだのですね。

 
3月4日むすんで、ひらいて プリント メール

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鼻炎の季節ですね。

大人でも、ちょっと具合悪いだけどもかなり落ち込んだりしますね。

先生の著書の中にこんなお話がありました。


茂明君は生まれつきじんぞうが悪く

入退院を繰り返す日がつづいていました。

先生は小学校入学前に新入生のご両親に

自分の名前だけは書けるようにしておいてほしいと

お願いしているのですが、茂明君は退院してきたのが、

入学の2週間前で、「やまなかし」までしか間に合いませんでした。

ある日先生は遊戯歌のむすんで、ひらいてを子供達に教えました。

隣の子同士むかいあって結んで、開いて手を打ってとやるのですが、

茂明君の隣の直美ちゃんがたまたまお家の用事で

学校をお休みしていて、茂明君が一人ぼっちなので、

先生はどうにか3人でやるように工夫しようとすると、


「いいの。ぼく直美ちゃんがいるとおもってやるからー。

直美ちゃんどかしたら、かわいそうだもん」


その言葉に先生ははっとしました。

この子は入退院という苦しい経験の中から

他の子が持ち合わせていないような、

何かすばらしいものを持っているのかもしれない。と思いました。

6月のはじめ茂明君の家に家庭訪問してみると、

茂明君は家族が寝室としているお部屋の片隅に机を置いてもらい

学校でこれまでに描いた絵や、文字や、数の練習をして幾重にも赤丸をもらった、

成績物を部屋の壁いっぱいにはりつけてあったのです。

茂明君のお母さんは


「ここは茂明の展示場です。」

「茂明は毎日これを眺めながら、満足そうに鼻歌なんかをうたっているのですよ。」


と付け加えました。これは茂明君が間違いなく楽しく学校に通っている何よりの証し

と先生は思いました。その後も茂明君は人の立場に立ってものを考えようとする優しさ

(強さ)を持ち合わせているだけでなく、

勉強にも新鮮な反応を示し始めて、学力もどんどんついていきました。


そんな茂明君が何度目かの入院をすることになりました。

ご両親から

「茂明は入院することになってから、黙りこくって、全然話をしてくれません。

先生なにか話をしてやってください。」とお手紙がきました。


「また入院するんだって?」

「そうらしい」

「どうしてぼくだけ病院へいかなければならないの?」

「じんぞうがわるいからだ。病気の時は誰だって、治さなければいけないんだ。」

「なんでぼくだけじんぞう病なんだ。不公平じゃないか。

ぼくなんかさ、何も悪いことしてないじゃないか!」


先生は茂明くんの言葉にすぐに答えることができず、

ただ、彼が泣きやむまでしっかり抱きしめていました。

そして、病気と、たたかうことの中で

人間として、大事な勉強ができるということや、

たった一つの「いのち」なのだから、

どんなことよりも、どんなことよりも大切にしなければならないことを

話したのでした。


小さな心には受け入れがたい再入院。茂明君はどうのりこえていくのでしょうか?

次回につづきます。

 
ぼくは船長だから(完結編) プリント メール

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康彦君のお話、前回からの続きです。

6年生になった康彦君ある日頭痛を理由に一日欠席しました。

翌日母親からのお手紙をもって登校しました。
それには、

先生、実は康彦の塾から康彦が塾に行っていないという電話があり
問いただすと、

さぼってゲームセンターに入り浸っていたようなのです。

自分の貯金通帳からかなりのお金も引き出していたようです。

私たちがなにか言いますと、

「ぼくはもうダメ。お父さんや、お母さんの言うようにはなれないよ。

ああ、どこか遠くへ行ってしまいたい。」とか

「一流大学だたって悪いことする人、いっぱいいるじゃないか。

ぼく、お金持ちになんかならなくたっていい。ふつうでいいんだ。」

などと繰り返し怒鳴ったりしています。

家庭教師の先生には、「来るな!」と言うし、

塾へは「行かない!」と言うし、

私も主人も困り果てています。

先生なにか話してやっていただけないでしょうか?とありました。

 

先生もふさぎこんでいる康彦君を見て気にかかっていました。

康彦君は理解力もあり、勉強も大事、

でも、一流大学を目指すことはあっても、親とは違う人格であること、

困難にぶつかったときそれを乗り越える

康彦君にふさわしい納得のさせ方のお話をしてやれそうに思いました。

「君は問題にぶつかっているね。」

「・・・」

「君が言うように一流大学を出た人の中にも、汚職をしたり、

人をだましたり、悪どい金もうけをしたり、

その頭の良さを悪いことに使う人もいるよね。

確かにそれはどうだけれど、その頭のよさを

自分のためだけじゃなく、社会のため、

つまりたくさんの人たちの幸せのために生かしていこうという人たちもたくさんいる。

君が、どちらの生き方を選ぶかは君しだいだ。」

「・・・・・・・・」

「人は誰でも、自分という船の人生の船長さんなんだよ。

どちらにどうカジをとって進んでいくかー。人の話をよく聞いた上で、

最後に方向を決めるのは、

自分に責任のとれる自分だけなんだよ。

勉強をして損をすることはない。

君はこれまで人一倍勉強してきた。

自分を精一杯生かすことはどうすることか、

どのように自分の船のカジをとるのがよいのか、

そのことをよく考えてみてはどうかな。

 

先生はゲームセンターのことには一切触れませんでした。

話し終わったとき遠い目をいていた康彦くんは

「先生、どうもありがとう」といって、資料室を出て行きました。

その日の教室である男の子が、いたずらっぽく、

「先生康彦君と資料室で何話していたの?秘密のこと?」

と聞いてきました。

「じつはね、康彦君が私立やめようというもんだから・・・」

「えー。なんでー。」

「今まで一生けん命やってきたじゃないか。もったいないー。」

「やるだけのこと、やんなきゃもったいなよー。」と

教室はそうぜんとなりました。すると一人の子が

「僕に提案があります。この間みんなで歌った”若者たち”を

康彦くんのために歌いたいと思います。というと、

たちまち大合唱になりました。

 

君の行く道は希望へと続く

空にまた陽がのぼるとき

若者ははまた歩き始める

空にまた陽がのぼるとき

若者ははまた歩き始める

 

2番3番になると、康彦君は机にうつぶし、声をおしころして

泣いていました。

「頑張れよな。」

「頑張って!」


3日後康彦君は作文をかきました。



ぼくはぼくという船の船長だ

ぼくという船の船長はぼくしかいない

だから、自分がよしと思った海のみちを

自分の心で一生けんめい操縦していく。

広い広い海を一生けんめい操縦していく

あめにあったりあらしにあったりしながらも一生けんめい進んでいく

 

大人が思うほど小学生は子供ではないですね。

あらためて、ひとは一人では生きていけないと
思いました。

人を本気で説得したいときは責めてはいけないということも。

勉強になりました。

紙で作るばらのアクセサリー・ロザフィ

 
2月26日ぼくは船長だから(1) プリント メール

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プロゴルファー上田桃子選手最後池に落としてしまい

最終順位25位、残念でした。

でも上田選手はこれからブレイクの予感。期待したいです。

コルフと言えば、世の男性族、ゴルフのためなら、

朝4時でも5時でも、風が吹こうが、雨が降ろうが、

いそいそと。楽しいと疲れないんですね。

子供のお勉強もやれ、やれだけでは、

問題が起きるのは、よくある話ですが、

こんなとき、大人はどう対処すればよいのでしょうか?

こんな、例がありました。

先生が担任になってまもなくの頃、5年生の康彦君は

「ぼくは一流大学に入るつもりだ。月・水・金は

学習塾、火、木、土は家庭教師の来る日、日は学習塾の

テスト受験。こんなで友達と遊んだりすることができないから、

1にも、2にも勉強だ。」と作文に書きました。

5年生になったばかりで、康彦くんも希望の春に燃えていたようです。

しかし、先生は、

康彦君が、テストの点にこだわって、

「ヤッター、ヤッタネ。勝ったぁ」とか

「負けた。クヤシィ」、点の悪い子に「なんだその点。」とか

いっているのがとても気になりました。

先生は、

「テストは間違いの原因をつきとめて、

2度と間違えないようにするものなのだから、

そんな風に点ばかり気にするものじゃないよ。

それより、自分は真剣な努力をしたか、と反省する

ことのほうが大切なんだよ。

人間いつだって、努力が十分ということは、ないのだから。」



「だけど先生、勉強って、けっきょくさ、競争なんでしょ。

競争に負けたらダメなんだから。」


一瞬先生はどう答えたらいいか迷ってしまいました。

その後も康彦君の作文には

「父も母も一流大学を出て、一流の会社に勤めるようになれば、

お金持ちになれるし、いいくらしがでいるんかから」とか

「お父さんは一流大学を出ていないおかげでどれだけくやしい思いを

いたか分からない。」というのです。

と書いてありました。

康彦君の競争心もさることながら、一週間予定が詰まっているので、

だんだん自己中心的になっているのが目につくようになりました。

学級の子から「康彦君は委員の仕事をなまけないでほしい」

「康彦君は信頼できません。言うこととやることがちがうからです。」

学級会ではひとを注意するけど、行動面では注意されてしまう

の繰り返しなのです。


人として大事なことを学んでいかなくてはいけない時期。

かといって勉強も大事ではないとは言えない。

今後康彦君はどうなっていくのでしょうか?

次回の日記に続きます。

 
2月21日感謝のお土産 プリント メール

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結婚式の最後、招待されたお客様がお帰りになるとき、

新郎、新婦がお一人お一人に

お礼の挨拶をしながら渡すお土産をご注文いただきました。

ロザフィ・ジュリアのストラップです。

お渡しする前に写真を撮らせていただきました。

私のときはお土産を渡すということは誰もやってなかったなー。

これはとてもいいですよね。来てくださった方に感謝を直接伝えることが

できますものね。ウェディングドレスもお料理もパフォーマンスも

列席者のかたがたがいてからこそです。

わざわざお二人を祝うために来て下さった皆様に

新郎新婦は心の中で感謝を思うと

その美しさはますます輝くのではないでしょうか?

まして、お土産をきてくださる方を思い浮かべてひっつひとつ自分で

作ったら、感謝の気持ちと結婚生活スタートの覚悟はさらに

お二人の中に固まりますね。

一生に一度しかないこのイベント

こんな気持ちでやり直したくなりました。

紙で作るバラノアクセサリー・ロザフィ

 
2月18日初心忘れるべからず プリント メール

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先日JALの機内サービスに出される軽食のワゴンを

積み込みの時間がなかったからとトイレに押し込んで、

そのまま、離陸、機内食として出された。というニュースが駆け巡りました。

食べられた方にはとてもお気の毒でした。

最近のJALはあまりよくないニュースが多いですね。

日本を代表する会社だけに悲しいですね。

会社が巨大になってくると、会社発足当初の気持ちが

遠くにぼけてしまうのでしょうか?

推測するに一人でも多くの人に空の旅を楽しんでもらいたい。という気持ちが

徹底しなくなってしまたのでは?と感じてしまいました。

聖書の中に「人はパンのみにてい生くるにあらず。」

という諺がありますが社員は会社のコンセプト皆で確認しながら、

一つの方向に向かって努力してこそ働く人の和もたももたれるのではないかと

考えさせられました。

おもてなしの心や、感謝の気持ちを持てなかったら、

働いていても達成感や楽しさは感じるのが難しくなり、

ただの労働になってしまったら、つまらないですね。

紙で作るばらのアクセサリー・ロザフィ

 
2月12日いやといえなくて(完結編) プリント メール

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いやといえなくて人の言いなりになって万引きをしてしまった健吾君

のお話、前回、前々回の続きです。

資料室で健吾君と話し合いをしてから4日後、お便り箱に、

「先生、僕の話を聞いてください。先生にお話ししたいことがあるんです。」

と健吾君からでした。健吾君は言いたいことを作文にして持ってきました。

 おとといぼくは上級性のs君と自転車で公園に行きました。

 そしたら、s君が僕をにらみつけて、「健吾むさしやに行って

 カードケースを万引きしてきな」と言いました。ぼくは

 「やだ。ぼく、そんなことできないよ。ぜったいにできないよ。

 ぶっ飛ばされたっていい。万引きなんてぜったいするもんか。」

 と何回も言っているうちに、なみだが出て来ました。そしたらs君が

 「分かった、分ったよ。分ったからなくなよ。

 もう万引きのことなんか言わないから」と言いました。

 「ぜったいに言わないか」と僕が言ったら、

 「言わない、やくそくする。」と言いました。

 ぼくは泣いたから、弱虫だったかもしんないけど、

 思ってたことがちゃんと言えから、よかったと思っています。

先生が作文を読み終わるまで健吾くんはじっと待っていました。

そして精一杯の決意で、

 「ぶっとばされたっていい。万引きなんてぜったいにするもんか。」

と言っています。先生は、

 「健吾君、きみは弱虫なんかじゃないぞ。勇気のあるしっかりした子供だ。」

と言って手を差し出すと、健吾君はしっかりと手を握りしめ、

いつまでも放そうとしませんでした。


今回のことは健吾君の今後にとってものすごく大きな意味を持つのではないでしょうか?

怖くても辛くても決断しなくてはいけない時がある。

そして、その決断を促したのはご両親と先生の子供を守ろうとする

無条件の愛が力となったのですね。

大人が手を出すことなく健吾君自身で解決できた。

自分の行動に責任を持つのだという強い決意は

一種の雰囲気をつくり、ピンチを吹き飛ばしたのですね。

s君のことも気になりますね。先生の著書によると

このくらい年齢の子供が万引きをする背景には大人が影響している場合が

あるようです。参考になる例が9月24日の日記「大人の影響」に

ありますので、興味がありましたら、のぞいてみてください。

紙で作るばらのアクセサリー・ロザフィ


 
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